客員として起業家を送り込む

EIR(客員起業家)とは、事業開発経験者が客員として、企業の中で事業開発を請け負うスタートアップのスタイルです。

クライアントと中長期(6ヶ月〜1年単位)での客員起業家契約(業務委託)を結び、社外起業家自らビジネスプランを推進し、1年以内の事業立ち上げを推進します。

 

客員起業家:EIRとは何か

EIR:Entrepreneur In Residenceとは、日本語で客員起業家と訳されます。

一般的には、起業家が特定の企業に正社員・契約社員・業務委託として参画し、その企業の中で起業準備をする起業家のことをさします。起業家にとっては起業するまでの間は給料を勤務先の企業からもらうことができます。

企業にもメリットはビジネスプランとその考案者を社内ではなく社外から募集できるという点であり、全く新しい領域への参入やデジタルサービスの提供に役立ちます。

新規事業経験のない企業にはメリットがある

多くの大企業の従業員は起業経験がありません。にも関わらず、ある日、現場のエースが新規事業開発部に移動になり、新規事業開発に取り組みます。経営者も新規事業を立ち上げた経験がないことから、誰でもできるような仕事とみなし、異動によって解決しようとします。

しかしながら、現場のエースと言われる人は、新規事業のエースではありません。仮に、過去に社内企業として新規事業に成功した起業家がいたとしても、通常、その成功経験者は偉くなるため、その経験を再度現場で発揮することは稀です。

新規事業開発部に、営業・人事・総務・開発スタッフなどのリソースがあっても、リスクテイキングや、ビジネスモデルを考えだせる人はなかなか見つけられません。その意味で、起業家や経験者を外部から取り込むというプランは、企業側にもメリットがあると考えられています。

 

客員起業家にとってもメリットがある

EIRで成功しても実際のところ、キャピタルゲインはもらえないのに、なぜ、起業家が企業の中で起業に取り組むメリットがあるのでしょうか。

客員起業家になれば最初からEXITが決まっていて、IPOを目指しにくいという課題もあります。しかし、日本の市場において経験の浅い若者が起業しても成功確率は低いのが実態です。成功確率を高めるためには、何度か擬似的な起業を経験することが重要です。

しかし、本当に実現したいアイデアに取り組む前に、起業のプロセスで起きる様々な課題を経験することができるし、創業当初の資金や生活の保証を受けられます。

すなわち、連続的に起業をしていきたいと考える、日本の若い起業家にとってEIRはとてもメリットがあります。

参考:What Is An Entrepreneur-In-Residence?

 

社内起業家との違い

社内起業家

(イントレプレナー)

客員起業家

EIR

事業

推進者

マネージャー

(正社員)

期間限定の業務委託契約

(EIR)

仕事

内容

新規事業に関するすべてのこと(社内調整が多い)事業開発・プロダクト開発にフォーカス
関心

ごと

事業が存続・失敗しないこと顧客に支持されるプロダクトを生み出すこと
強み社内調整・予算獲得新規事業開発経験

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