なぜ創業したのか


日本企業の新規事業開発部を担うために創業した。

この数十年間日本企業が負け続けたのはプラットフォームビジネスやデジタルビジネスなどの新規事業に取り組めなかったからである。多くの大企業には本気でそれに取り組めない構造的な理由がある。

FACTORIUMは、デジタル・データサイエンスという武器を作ることによって本来強かった日本企業に再び栄光を取り戻すために存在する。すなわち、大企業にとって、技術(AIブロックチェーン、AR/VR/MRIoTなど)×新しい価値の創造など実現が困難な事業アイデアを我々がリスクをとってチャレンジする。

世界で戦えるデジタルビジネスをスピード感持って生み出し続けることで、日本企業が世界で再び栄光を取り戻すことができると信じている。

創業時の思い


1.もう一つの可能性を見たかった

私のキャリアは様々な企業の中で新規事業開発に取り組んできたものです。創るプロセスは非常に楽しいですが、現実的に承認プロセスはとてもストレスを感じるものばかりでした。

「既存領域とは離れた領域で大きな事業を作って欲しい」と経営者はいうが、実際は「中間管理職がアイデアを理解できない」「テクノロジーを理解できない」「本業から遠すぎる(笑)」などの理由でブレーキをかけられます。これはよくある話のようです。

社内起業家たちが寝る間を惜しんで世界を少しでもよくするために、その会社の未来を本気で考えたにも関わらず、”ただの検討プロセス”で事業のアイデアは潰されていく。そうしているうちに、ベンチャーやライバル企業が類似サービスを展開していきます。

こういう情景に遭遇するたびに、”自分ならばもっといい世界が実現できるはず”と思っていましたが、ある時、”自らがオーナーになればその可能性を実現できるかもしれない”ということに気づきました。ある種の天秤のようなものかもしれません。

「企業ブランドを背負って大きな資本でサービスを生み出す意義」

「自らのオーナーシップで小さな資本でスタートアップで新しい価値を生み出す意義」

自分のキャリアやスキルが高まるにつれて後者の可能性にチャレンジしたいと思うようになりました。組織という形にとらわれず、組織のカリバリや忖度(そんたく)を無視して、”本当に社会に必要とされる事業”を自分自身の手で取り組みたいと確信するようになりました。

2.最高のプロダクトを届けたい

プロダクト開発(事業開発)に取り組んでいると、”クオリティ”を追求したくなるものです。取り分け、自分が設計したものでないサービス・プロダクト・事業のクオリティに嫉妬することがあります。なぜ嫉妬するのか。そこでいう、クオリティとは何かを示すのか。

これまで15本程度の事業立ち上げに携わりましたが、一番、クオリティを追求できる方法が「質の高い」課題を解決するために的確に「体験設計」を行うことでした。そのためには、仮説と検証を繰り返していくことで、体験の解像度が高まって行きます。技術でもなく、市場ニーズでもなく、人間そのものを理解できたかどうかがプロダクトのクオリティを決めるものだと確信しました。

FACTORIUMでは、「最高のプロダクトを届けたい!」という純粋な気持ちを持っている人が集結し、チームメンバー全員の意思を尊重しながら、その活動に取り組みたいと考えています。

3.熱狂で社会を動かしたい

社会変革が起きるとき、”たった一人の熱狂”から生み出されます。その熱狂した個人は周囲に大きな影響力を与えます。周囲は、感化され、炎が灯り、それを実現したいと行動に移して行きます。

これがスタートアップが生まれる最初のメカニズムだ思います。そのメカニズムが連続的に生み出される環境の構築にチャレンジします。仮説検証を繰り返していくことで、最終的に、ここから生まれた起業家たちが社会を動かして行く世界を作りたいです。

以上

代表メッセージ


株式会社FACTORIUM 代表取締役
久米村隼人

  • 株式会社FACTORIUM 代表取締役/株式会社DATAFLUCT代表取締役/株式会社reporu代表取締役/JAXA J-SPARC Producer

  • 大阪府立大学大学院工学研究科修了(数理工学専攻)、早稲田大学大学院商学研究科(夜間主MBA)修了。
  • 新卒でベネッセコーポレーションに入社後、CRMやダイレクトマーケティングに従事。その後、マクロミル・リクルートマーケティングパートナーズ・弁護士ドットコム・日本経済新聞社にて、広告・婚活・メンタルヘルス・HR-TECH・データビジネスなどの領域で15以上の新規事業を創出。リクルートグループにて新規事業開発コンテストで複数回グランプリを受賞し、社内起業経験あり。
  • 2018年独立と同時にデータサイエンス・ベンチャービルダー FACTORIUMを創業。宇宙航空研究開発機構(JAXA)に新規事業の専門家として招聘されている。
  • 現在、宇宙・製薬・ヘルスケア・不動産・素材・エンターテイメント・水産業・建設業・小売・情報サービスなど幅広い業態で10以上のデジタル事業開発プロジェクトを推進。